前半の表彰式では、「Kobayashi Facebook Project ~共感が生み出す情報発信力!~」で最優秀賞を受賞された宮崎県立小林秀峰高等学校、「熊本の宝物『みさを大豆』~商品開発と交流活動でみんなを笑顔にするモン!~」で優秀賞を受賞された熊本県立鹿本農業高等学校、「元気あふれる故郷づくりを目指した農高生の地域おこしプロジェクト活動」で佳作を受賞された栃木県立栃木農業高等学校、「綾部市志賀郷の現在と未来」で同じく佳作を受賞された京都府立綾部高等学校、そして、「自立した田舎をつくろう」で新たに設けられた奨励賞を受賞された京都府立京都すばる高等学校、それぞれの生徒さんや先生方にお越しいただき、審査副委員長の塩見直紀氏(半農半X研究所代表)、審査委員の尾家建生氏(大阪府立大学観光産業戦略研究所客員研究員)、そして実行委員長の戸祭達郎本学学長より賞状と副賞が渡されました。


 後半のシンポジウムは「ニッポンを元気にする”田舎力”と若者」と題し、塩見直紀氏、尾家建生氏、片山明久本学准教授をパネリストとして、応募「策」品(作品)を審査しての所感をもとに、塩見氏からは感受性を磨き、この先進学や就職で地元を離れることがあったとしてもローカルデザインを描き、地域プロデューサーとして活躍してほしいという期待について、尾家氏からは、ITを駆使し、田舎について考えることのできる高校生はまたグローバル化した社会の中でも活躍していける可能性と期待について、そして片山准教授からは地域活性化の基本構造として、地域を元気にするサイクルがあることについて発言がありました。
また、受賞校のアイデアについてのプレゼンテーションタイムもあり、学校間の交流も活発に行われました。


 「田舎力甲子園」においては、たくさんの応募作品を審査いただいた審査委員の皆様、遠くからお越しいただいた受賞校の生徒さん及び先生方、そして、北は北海道から南は鹿児島県までたくさんの意欲的な作品を応募いただいた、すべての学校関係者の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。

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7月24日に、田舎力甲子園の表彰式とシンポジウムの様子が、両丹日日新聞に掲載されました